ときどとももちから学ぶ効率性の罠。
二人のゲーマー。
ときどは勝ちの為に効率性重視。
ももちは非効率でも好奇心重視。
最初はときどが負けなし。勝ちにこだわり、その為に勝てる方式を分析してパターン化した。パターン化をすることは効率重視、つまり瞬殺で勝つ気持ちがある。もちろん負けなしが続いた。
ちなみに勝ちって世界大会です。笑
だが勝ちが続いてそれがただただパターン化されているのは「つまらない」と言われるようになり、彼は「マシン」というあだ名をつけられた。
負けなしの日本大会で、彼の概念を変える出来事が起こる。
ももちの出現だ。彼に負けたのだ。初めて。
彼になくももちにあったことは好奇心。
ときどからしたらありえない戦術。
ももちのプレイスタイルは、好奇心が強く想像力に長けていた。様々なやり方を試すプレイヤーだった。
ときどはその時、好奇心や想像することはがないことに気づいた。マシンと言われる所以。
そこでときどは好奇心の赴くままに様々なことを試すことにした。
今まではオンラインゲームのみだったが、友達とプレイしてみる。
ゲーム以外のことも。将棋を勉強してみたり、ジムで体力をつけたり、武術をしたり。
直接には関連がないし、効率性を考えたら意味のないこと。
結果。これらは勝ちに繋がった。そして周りもマシンと言わなくなった。おもしろい。
対戦で最初は負けてみて、そこから考えるスタイルを身につけた。想像力がついたのだ。そこから猛攻をかけて瞬殺。ここは勝ちにこだわり効率重視が活きている。
負けから学べること。
できることを仕事にしてもその仕事へ好奇心がなければうまくいかないこと。
為になりました。