課題解決より課題設定を重視せよ。
課題の設定を間違えると、課題解決にはならない。
課題の設定を誤らなければ、真の課題解決に繋がる。
課された課題や問題に対して、まず課題や問題そのものを疑え。
根本的な課題解決にならないような課題問題は訂正する。
目的や論点を見極める。
課題設定をする人間はマネジメント層である。解決する人間が下にいる。
マネジメント層になるには、まず真の課題を解決できる課題設定を基に提案書を日々作れ。日常に湧き出る様々な事象に対して練習しろ。
言われたとおりにやって叱られる人間より言われたとおりにやらなくても褒められる人間の方が評価される理由は、課された課題に対し間に受けずにしたたかに課題設定を見直して解決案を提示しているからである。
論点思考第1章より。